デグーはなつくと、手に乗ってくれるようになることがあります。
ただし、最初からすぐ手乗りをする子は少なく、数週間〜数か月かけて少しずつ慣れていくのが普通です。
うちの子も最初は手を近づけるだけで逃げていましたが、焦らず距離を縮めていくうちに、少しずつこちらに寄ってきてくれるようになりました。

手に乗ってくれると「信頼してくれてるのかな!」と嬉しくなるんですよね。
この記事では、デグーが手に乗るまでの目安、手に乗らない原因、信頼してもらう接し方をわかりやすく解説します。
デグーは手に乗る?個体差はあるけど乗ってくれることが多い

デグーは、小動物の中でも人に慣れやすいと言われることが多く、接し方しだいで手に乗ってくれるようになる子もいます。
ただあまり期待しすぎると、「デグーは手に乗ると聞いて期待していたのに」と不安になる方も多いと思います。
まず大切なのは、手に乗るかどうかだけで判断しないこと。
信頼関係ができてくると、
- 逃げなくなる、
- 近くに来る
- 手からおやつを食べる
といった変化が見えてきます。
そこから少しずつ、手の上にも乗ってくれるようになるのが自然な流れなので、手に乗ってくれるまでは気長に待ってあげることも大切です。
手に乗る子は多いが、スピードはかなり個体差がある
デグーが手に乗るまでの早さは、本当にその子次第です。
お迎えして比較的早い段階で手に興味を示す子もいれば、かなり慎重で、何週間も距離を取り続ける子もいます。
SNSなどで早くから手乗りしてくれる子を見ると「同じようにお世話しているのに、なぜこんなに違うの?」と思ってしまいますが、性格の差はかなり大きいので落ち込まないでくださいね。
手に乗らない子でも懐いていないとは限らない
デグーが手に乗らないからといって、必ずしも懐いていないわけではありません。
たとえば、
- 飼い主が近づくと寄ってくる
- 声をかけると反応する
- 手からおやつを受け取る
- 部屋んぽ中でも飼い主を怖がらない
こうした行動が見られるなら、すでに信頼関係は少しずつできていると考えられます。

「嫌われているのかな」と落ち込まないでくださいね。
まずは“手に乗る”より“手を怖がらない”を目標にする
デグーを手乗りにしたい時は、最初から「手に乗ってもらうこと」をゴールにしすぎないほうがうまくいきます。
まず目指したいのは、「手が近くにあっても怖がらない状態」です。
手を見るだけで逃げる子に対して、いきなり乗ってもらおうとしても難しいんですよね。
それよりも、
- 手を近づけても落ち着いていられる
- 手の近くでおやつを食べられる
- 匂いを嗅ぎに来る
という段階を一つずつ積み重ねるほうが結果的には近道です。
最初は小さな変化でも大丈夫。

「今日は指先の近くまで来た」「昨日より長く近くにいてくれた」くらいでも、ちゃんと前進しています。
デグーが手に乗るまでの期間の目安

デグーが手に乗るまでの期間には、数週間から半年くらいとかなり差があります。
時間がかかっているからといって異常ではありません。むしろ、なかなか手に乗ってくれない子が乗ってくれたときの嬉しさは尋常ではないはず。

優しくお世話をしつつ、手に乗ってくれるまで気長に待ってあげましょう。
お迎え直後〜数日は警戒して当たり前
デグーは環境の変化に敏感です。
お迎えしたばかりの頃は、
- ケージや部屋のにおい
- 音
- 人の動き
など、すべてが新しくて緊張しやすい状態です。
この時期は、ケージの隅に隠れたり、近づくと逃げたりしても全くおかしくありません。むしろ、それが自然な反応です。
ここで「早く慣れてほしい」と思って何度も触ろうとすると、余計に警戒されやすくなります。

まずはごはんや水の交換など最低限のお世話だけにして、落ち着ける時間を優先してあげましょう。
1〜4週間で少しずつ距離が縮まることが多い
環境に少し慣れてくると、飼い主の動きを観察したり、ケージ越しに近づいてきたりすることがあります。
この時期は、まだ手に乗る段階ではなくても、少しずつ「この人は怖くないかもしれない」と覚え始めている頃です。

早い子は一ヶ月以内から手に乗ることもあります。
やさしく声をかけたり、ケージ越しにおやつをあげたりしていると、手の近くまで来てくれるようになる子もいます。
最初は手の匂いを嗅ぐだけでも十分。
こちらからは無理に触ろうとせず、一定の距離を保ちましょう。
手乗りになるまで3〜6か月かかる子も多い
デグーが実際に手に乗るようになるまでには、3〜6か月くらいかかる子も多いです。
このくらい時間がかかると、「うちの子は手に乗らないタイプなのかな」と心配になるかもしれませんが、別に珍しいことではありません。
特に慎重な子は、
- 「手がある」
- 「でも怖くない」
- 「近づいても大丈夫」
- 「少し体重を乗せても平気」
と段階的に確認しながら進むようなイメージです。

一気に仲良くなるというより、じわじわ距離が縮まっていく感じなので、長い目で見たほうが気持ち的にもラクだと思います。
慎重な子は半年以上かかることもある
お迎えした時点である程度成長している子や、もともと慎重な性格の子は、手乗りになるまで半年以上かかることもあります。
人間でも、初対面ですぐに心を開ける人もいれば、時間をかけて少しずつ慣れる人もいるように、デグーも同じで、その子なりのペースがあります。
だからこそ、「まだ手に乗らない」と気を落とさず、根気よく接してあげましょう。

手に乗ってくれなかった子が、ふいに乗ってくれたら感動しちゃいそうですね。
デグーが手に乗るようになる方法

これまでお伝えしてきた通り、デグーに手に乗ってもらうためにはまずは信頼関係を築くことがなにより大切。
ここからはデグーが手に乗るようになる方法を紹介していきます。
毎日同じように声をかける
デグーは音や気配に敏感なので、毎日同じように声をかけるのも効果的です。
「おはよう」「ごはんだよ」など、短くてやさしい言葉を同じトーンで続けることで、飼い主の存在を安心できるものとして覚えやすくなります。

スキンシップより、まずはこうした地味な積み重ねで少しずつ信頼関係を築きましょう。
おやつを使って手に良い印象を持ってもらう
手=怖いものではなく、手=いいことがあるもの、と感じてもらうために、おやつはかなり役立ちます。
最初はケージ越しでもいいので、手からおやつをあげる経験を積み重ねると、手への印象が変わっていきます。
もちろん、最初からすぐ食べてくれなくても大丈夫です。
実際私も最初に手からおやつをあげたときは、手から渡すというよりおやつを奪われるかのようにサッと取って一気に距離を置かれたのを覚えています笑
手の近くに来るだけでも十分前進ですし、匂いを嗅ぐだけでも意味があります。

焦ることなくデグーなりのタイミングを待つことが大切です。
手を置いてデグーから近づいてくるのを待つ
手乗りを目指すなら、こちらから手を押しつけるのではなく、手をそっと置いて待つ方法が向いています。
手を動かさずにじっとしていると、好奇心のある子は少しずつ近づいてきて、匂いを嗅いだり、前足を乗せたりすることがあります。
この時に急に触ったり持ち上げたりすると、せっかくの信頼が崩れやすいのでNG。

もし手に近づいてきても「手の上に乗っても何も怖いことが起きない」と覚えてもらうことを優先しましょう。
慣れてきたら部屋んぽ中に手や膝の上でおやつをあげる
ケージの中よりも、部屋んぽ中のほうが自然に距離を縮めやすい子もいます。
動き回れる状態のほうが安心できる子なら、手の上や膝の近くでおやつをあげることで、少しずつ“乗る経験”を増やせます。
いきなり手のひらの中央に乗るのが難しくても、まずは指先に前足をかける、膝に寄りかかる、といった小さな行動からで十分です。
デグーが手に乗らない原因

デグーが手に乗らない原因は次の通りです。
- まだ環境に慣れていない
- 手を怖いものだと思っている
- 過去に無理やり触られた経験がある
- 性格的に距離を取りたいタイプ
まだ環境に慣れていない
お迎えして間もない時期なら、単純にまだ環境に慣れていないだけのことが多いです。
ケージや部屋の雰囲気に慣れるだけでも時間がかかるので、その段階で手に乗ることまでは考えられない子もいます。

まずは生活そのものに安心してもらうことが第一優先です。
手を怖いものだと思っている
デグーにとって、人の手は大きくて動くものです。
まだ慣れていないうちは、それだけで怖いと感じても不思議ではありません。

実際に慣れてない頃は、ハウスに隠れてでてこないのが普通でしたからね。
急に動いたり無理に捕まえようとしたりしなければ少しずつ慣れてきてくれるでしょう。
過去に無理やり触られた経験がある
これまでに無理に掴まれたり、嫌がっているのに何度も触られたりした経験があると、手への警戒が強くなりやすいです。
一度「手=怖い」と覚えると、信頼してもらうのはかなり大変です。
もし思い当たることがあるなら、いったん距離を取り、声かけからもう一度やり直すことも考えましょう。
性格的に距離を取りたいタイプ
こんなことを書くと元も子もないですが、性格的に飼い主と距離を取りたいデグーも中にはいます。
ただこういったタイプの子でも、ベタベタした関係にはなりにくくても、ちゃんと信頼関係を築けています。
手に乗ることだけにこだわりすぎず、その子なりの接し方でこちらも接してあげましょう。
手に乗らないけど懐いているサイン

デグーが手に乗らないと、「まだなついてないのかな」と思われるかもしれませんが、手に乗る以外にもなついてくれているサインはたくさんあります。
飼い主が近づいても逃げない
最初は人の気配だけで逃げていた子が、近づいてもその場にいられるようになったなら、それは大きな変化です。
ちゃんと「この人は危険ではない」認識してくれているサインといえます。

逃げないことは地味ですが、信頼関係の土台としてはめちゃくちゃ大事だと感じています。
声をかけると反応する
声をかけた時に
- こっちを見る
- 耳を動かす
- 近づいてくる
といった反応があるなら、なついてくれている可能性が高いです。

反応してくれるとそれだけで結構嬉しいものですよね。
手からご飯を食べる
手からご飯を食べてくれるのは、明らかになついてくれています。
まだ完全に手に乗らなくても、手の近くで落ち着いて食べられるなら、すでに距離はかなり縮まっている証拠。

今の調子で接していれば手に乗ってくれるのもそんなに遠くないかもしれません。
部屋んぽ中に近くに来る
自由に動ける部屋んぽ中に、自分から近くに来てくれるのも信頼のサインです。
逃げようと思えば逃げられる状態なのに、あえて近くに来るのは、それだけ安心しているということ。
近くをうろうろしたり、こちらの様子を見ながら遊んでいたりする場合は、距離感としてかなり良い状態といえるでしょう。
足元や膝の近くで落ち着いて過ごす
直接手に乗らなくても、足元や膝の近くでくつろぐようなら、かなり心を許してくれています。
信頼していなければ、そもそも近づくどころかハウスから出てこないですからね。
少し距離を保ちながらも近くにいたい、というのは、その子なりの甘え方かもしれません。

無理に手乗りさせず、まずは近くで安心して過ごせる時間を長くとってあげるのがオススメです。
デグーを手乗りにしたい時にやってはいけないこと

「早く手に乗ってほしい!」という気持ちはわかりますが、無理やり乗せようとしても逆効果になるので要注意。
ここからはデグーを手乗りにしたい時にやってはいけないことについて解説していきます。
無理やり掴んで乗せる
手に乗ってほしいからといって、無理やり掴んで手の上に乗せるのは絶対にNG。
完全に嫌われてもおかしくありません。

「手=トラウマ」と覚えられてしまう原因にもなります。
一度怖い印象がつくと、元に戻すのに時間がかかるので、強引なやり方はやめましょう。
嫌がっているのに何度も触る
- 逃げる
- 体をこわばらせる
- 落ち着かない
- ハウスに隠れている
といった状態で無理やり触り続けるのもよくあるNG行為です。
人間にとってはスキンシップのつもりでも、デグーにとっては怖いと感じていることもよくあります。

スキンシップを取ろうとしても逃げるようなら無理に追いかけることはしないのがオススメです。
大きな声や急な動きで驚かせる
デグーは音や動きに敏感なので、大きな声や急な動きはかなりストレスになります。
手に慣れてもらう以前に、近くにいるだけで緊張させてしまうと元も子もありません。

なるべく動きをゆっくりにして、声も優しくを意識しましょう。
デグーの手乗りでよくある質問
デグーが手に乗るまで毎日練習したほうがいい?
デグーの手乗りは練習する必要はありません。
むしろ無理やり練習させようとすると逆効果になるので、とにかく受け身でデグーから乗ってくれるのを待ってあげましょう。
おやつがないと手に乗らないけど大丈夫?
そういうものです笑
我が家のデグーはおやつがなくても手に乗ってくれることもありますが、おやつを持っているときのほうが圧倒的に手に乗ってくれる確率は高いです。

それがまた可愛いんですけどね。
子どものデグーのほうが手に乗りやすい?
一般的には若いほうが環境の変化に慣れやすいことで手に乗ってくれやすくはありますが、絶対ではありません。
逆に大人のデグーでも、手に乗ってくれることは普通にあります。
多頭飼いだと手に乗りにくい?
仲間同士で安心感を得やすい分、人に意識が向きにくいことで確かに手に乗ってくれにくくなるのは考えられます。
まずは焦らず優しく接して、デグーとの信頼関係を深めよう

デグーが手に乗るようになるまでには、思っている以上に時間がかかることがあります。
「まだ乗ってくれない」「嫌われているのかな」と不安になることもありますが、実際は少しずつ距離は縮まっているはずです。
私も最初は、手を近づけるだけで逃げられてしまって、「本当に慣れてくれるのかな」と思ったこともありました。
でも、無理に触ろうとせず、毎日同じように声をかけたり、おやつをあげたりしているうちに、少しずつ近くに来てくれるようになったんです。
最初は手に乗ることばかりに期待してしまいがちですが、
- 逃げなくなる
- 近くで落ち着いて過ごしてくれる
- 手からおやつを食べてくれる
といった変化だけでも大きな進歩です。
焦らず、その子のペースに合わせながら、少しずつ仲良くなっていければきっとふとしたときに手に乗ってくれるはず。

気まぐれな一面もあるデグーですが、いつか手に乗ってくれるときまで気長に待ってあげましょう。



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