デグーをこれから飼いたい人や、飼い始めたばかりの人の中には、「デグーって本当になつくの?」と気になっている方も多いと思います。
結論からいうと、デグーは人になついてくれる動物です。
もともと社会性が高く、声や行動でコミュニケーションをとる性質があり、毎日の接し方次第で少しずつ距離を縮めていけます。
ただし、最初からすぐに「ベタ慣れ」はしません。

デグーに限らず小動物は基本的に臆病な性格な子がほとんどです。
特にお迎え直後は環境の変化で緊張しやすく、ケージの奥に隠れたり、手を近づけると逃げたりすることもあります。そこで焦って距離を詰めようとすると、かえって警戒されやすくなるので、まずは「安心できる相手」だと覚えてもらうことが大切です。
この記事では、
- デグーはどれくらいなつくのか
- なつくまでの期間の目安
- なつかせるコツ
- なかなかなつかない時に見直したいポイント
まで、初心者にもわかりやすくまとめます。
「なついてくれない」と悩むこともあるかもしれませんが、ある意味「なついてくれていない時期」は今しかありません。
色んな気持ちがあるとは思いますが、なついてくれていない状態もそれはそれで楽しみながら、デグーと一緒に生活していただければ嬉しいです。
デグーはなつく?結論からいうとなつきやすい動物!

デグーは、小動物の中でも比較的人になつきやすいと言われています。

それでも最初は怖がっていることは多いですけどね。
好奇心が強く、飼い主の声や生活リズムを覚えやすいため、毎日やさしく接していると、名前を呼んだ時に反応したり、ケージの前まで寄ってきたりする子もいます。
とはいえ、「なつく」と「ずっと触らせてくれる」は別です。
- 近づくと逃げなくなる
- 手からおやつを受け取る
- 声をかけるとこちらを見る
といった変化も、十分になついてきたサインといえます。抱っこが苦手な子でも、飼い主を信頼していないわけではありません。
最初はケージの前に行くだけで逃げられて、「本当になつくのかな」と不安になることもあるかと思いますが、デグーはもともと慎重な一面もあるので、最初の反応だけで判断しなくて大丈夫です。大事なのは、短期間で結果を求めることではなく、毎日の接し方を積み重ねることです。

優しく接していればきっとなついてくれるようになりますよ。
デグーがなつくまでの期間の目安

デグーがなつくまでの期間にはかなり個体差があります。お迎えから数日で落ち着き始める子もいれば、1〜3か月ほどかけて少しずつ慣れていく子もいます。慎重な性格の子では、3〜6か月以上かかることも珍しくありません。
目安としては、次のような流れで少しずつ距離が縮まりやすいです。
| 時期 | デグーの様子 | 飼い主の接し方 |
|---|---|---|
| お迎え直後〜1週間 | 緊張して隠れやすい | 触りすぎず静かに見守る |
| 1週間〜1か月 | 少しずつこちらに興味を持つ | やさしく声をかける |
| 1〜3か月 | 手から食べる子も出てくる | おやつや部屋んぽで距離を縮める |
| 3か月以降 | 手に乗る、寄ってくる子もいる | 無理なく触れ合いを増やす |
ここで焦ってしまうと、せっかく縮まりかけた距離が戻ってしまうことがあります。人からすると「もう何日もお世話しているのに」と感じますが、デグーにとっては新しい環境に慣れるだけでも大仕事です。昨日より少し逃げなくなった、今日は前より近くまで来た、そのくらいの変化を見ていく気持ちのほうがうまくいきやすいです。

こちらからというよりデグーから近づいてくれるのを待ってあげましょう。
デグーになついてもらう方法

デグーになついてもらう方法は次の通りです。
- まずは環境に慣れてもらう
- 毎日同じように声をかける
- おやつを使って良い印象を作る
- デグーから近づいてくるのを待つ
- 慣れてきたら部屋んぽも活用する
まずは環境に慣れてもらう
デグーをなつかせたいなら、最初に意識したいのは「たくさん触ること」ではなく、「安心して過ごせること」です。お迎えしてすぐは、掃除やごはんの交換など最低限のお世話にとどめて、まずはケージや部屋の環境に慣れてもらいましょう。
毎日同じように声をかける
デグーは音に敏感なので、毎日同じトーンでやさしく声をかけるのも効果的です。「おはよう」「ごはんだよ」といった短い声かけを続けることで、飼い主の存在を少しずつ安全なものとして覚えやすくなります。

いきなりスキンシップを取るよりも、声をかけることからはじめるほうが信頼につながります。
おやつを使って良い印象を作る
お迎え一週間ほどはおやつも与えずそっとしておいてあげるのがオススメですが、一週間以降は少しずつコミュニケーションを取ってみましょう。

「少しずつ」が大事です。
ケージ越しにおやつをあげるのも、距離を縮める定番の方法です。飼い主が近づいてきたら「うれしいことが起きる!」と思ってもらえると良いですね。警戒心がやわらぎやすくなるのもメリットです。

言い方は悪いですが、「食べ物で釣る」のが正直一番効果がありました笑
デグーから近づいてくるのを待つ
なつかせたい時ほど、こちらから追いかけないことが大切です。手をケージの中に入れる時も、すぐ触ろうとせず、ただ静かに置いておくくらいで十分です。自分から近づいても怖いことが起きないとわかると、デグーのほうから距離を詰めてくれるようになります。

まずは「この人間は無害だ」と思ってもらうことが大切です。
慣れてきたら部屋んぽも活用する
ある程度落ち着いてきたら、部屋んぽの時間を使って自然に関わるのもおすすめです。追い回したり無理に乗せたりせず、近くで見守りながら同じ空間で過ごすだけでも、デグーにとっては安心材料になります。

部屋んぽは運動不足の解消にもなり、ストレス軽減にもつながります。
デグーがなついてきたサイン

デグーがなついてきたかどうかは、抱っこできるかだけで判断しなくて大丈夫です。
デグーがなついてきたサイン
- 飼い主が近づいても逃げにくくなる
- 動きが活発になる
- 手からおやつを受け取る
- 声をかけると反応する
こうした変化が見えてきたら、少しずつ信頼関係ができてきていると考えられます。
最初は近づいただけで逃げていた子が、しばらくするとこちらをじっと見るようになったり、手元まで来たりするようになると、ホントにうれしいものです。

徐々に信頼関係が積み上がっていく楽しさを味わえるのもデグーの良いところだと感じています。
デグーがなつかない原因

デグーがなつかない原因は次の通りです。
- まだ環境に慣れていない
- 怖い経験をしている
- スキンシップを取るタイミングが早すぎる
- 性格による個体差が大きい
まだ環境に慣れていない
いちばん多いのは、まだ新しい環境に慣れていないケースです。ケージの場所、部屋の音、におい、人の動きなど、デグーにとっては慣れることがたくさんあります。
この段階では、なつかないというより、まだ警戒しているだけのことが多いので、まだ距離を取ってあげるのがオススメです。
怖い経験をしている
- 無理やり掴まれた
- 大きな音で驚いた
- しつこく触られた
など、以前に怖いことをされたことがあると手や人を警戒しやすくなります。
一度怖いと感じた相手にすぐ心を開くのは難しいので、そういう時はいったん距離を取り、声かけやおやつからやり直すほうがうまくいきます。

もし悪気なくイヤなことをしてしまったらおやつを与えてご機嫌取りをすることもあります。
スキンシップを取るタイミングが早すぎる
飼い主側は仲良くなりたい気持ちが強いほど、つい構いすぎてしまいがちです。

仲良くなりたい気持ちはめちゃくちゃわかるんですけどね。
でも、まだ慣れていないうちに触ろうとしたり、追いかけたりすると、かえって警戒心を強めてしまうので要注意。
早くなつかせようとするほど遠回りになることもあるので、デグーのペースに合わせることが大切です。
性格による個体差が大きい
デグーは社会性が高い一方で、性格にはかなり差があります。好奇心が強くてすぐ寄ってくる子もいれば、慎重で距離を縮めるのに時間がかかる子もいます。
単頭飼いだから必ずベタ慣れする、多頭飼いだからなつきにくい、と単純に決まるわけではなく、最終的にはその子の性格や接し方の影響が大きいです。

なついてくれるまで気長に待ってあげることも大切です。
デグーをなつかせたい時にやってはいけないこと

デグーをなつかせたい時ほど、次のような行動は避けたいです。
- お迎え直後に何度も触る
- 急に手を伸ばして掴む
- 大きな声や急な動きで驚かせる
- 嫌がっているのに何度も撫でる
- 早くなつかせようとして焦る
なついてもらうための最初のステップはは、「この人は怖くない」と感じてもらうこと。
かわいいからたくさん触る、早く仲良くなりたいから距離を詰める、という気持ちはわかりますが、信頼関係は急ぐほど崩れやすくなります。

繰り返しになりますが、なついてくれるまで根気よく接してあげましょう。
優しくお世話をしてデグーとの信頼関係を積み上げよう

デグーは人になついてくれる動物ですが、なつくまでの早さにはかなり個体差があります。お迎え直後はまず環境に慣れてもらい、やさしい声かけやおやつで少しずつ距離を縮め、無理に触らずデグーのペースに合わせていくことが大切です。
最初はなかなか反応がなくても、昨日より少し逃げなくなった、今日は前より近くまで来た、そんな小さな変化が見えてきたら順調です。
デグーをなつかせるコツは、特別なテクニックよりも、毎日安心できる時間を積み重ねることだといえます。



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